25%の体感

5箱でこの値段!?安い!って思ったら、1箱あたりの容量少ないじゃん。

そういう思いをしたくないこともあって、これまで頑なに200Wを買い続けてきた僕だけど、箱なしタイプのものにしたかったのと、たまたま見つけた10個入りのソフトパックがサイズ的にもお値段的にも魅力的だったので、今回は150Wを選んでみた。何の話かっていうとティッシュです。ボックスティッシュの話。

ボックスティッシュは使い終わってからの後始末が面倒。箱を潰して、折り畳んで、取り出し口に付いてるビニールシートを箱の内側に手を突っ込んで剥がさなきゃいけない。あと、収納もかさばるので、何とかならないかと思っていた。その点、ソフトパックのティッシュは、ポケットティッシュと同じくビニールパックに入っているので、使い終わっても外袋を捨てるだけで良い。ボックスタイプと比べて、容器が軽い分、安定はしないんだけど、自宅では、ボックスティッシュをティッシュケースに入れて使っているし、むしろビニールパックのほうが都合が良かった。

そんなわけで、いま使っているティッシュは150Wのソフトパックだ。後始末も楽になって、概ね満足しているんだけど、何となく、使い終わるのが早くなった気がしている。実際、200Wから150Wなので容量は50W少なくなっている。それほど気にしていなかったけど、4分の1って、体感だと結構大きなものなんですね。数字では分かりにくいものだ。

これは新天地か

アゲ太郎のアニメすごいなーと思った。

これまでは、ああ、アニメ化するのかーくらいの認識でしか無く、実はそれほど期待していなかったんだけど、何気なく観てみたところ、とても良く出来ていて、次回を楽しみに待っている僕がいる。

当たり前だけど、漫画は音が鳴らない。擬音で表現する事は出来ても、実際には鳴っていない。音楽をテーマにした作品なのに肝心の音楽が無い。つまり、作品の世界観を形成する一番重要な部分が読者のイメージに委ねられているということになる。だけど、かっこよさというのは個々の感性に依存するので必ずしも一律ではない。なので、アゲ太郎のフロアシーンに投影している音楽的なかっこよさみたいなのは、ある程度、人によって違っているんじゃないか。同じ作品を読んではいるが、それぞれの体験に乖離があるということだ。

それでも、作中でかっこいいとされてるDJプレイは、あらゆる視聴者にとって実際にかっこいいものでないといけない。BGMのトラックメイクは当然のこと、そもそも、DJプレイにとんかつの揚がる音を入れるというアイデアで本当にオーディエンスはアガるのかよく分からなかったり、キャベツを刻む速さはBPMと同じでないといけなかったり。音がないメディアでありながら音を使って物語が展開する、この作品をアニメ化するのって、単純に静止画を動画にするというより、アイデアレベルのものを現実化するみたいな大きなチャレンジだったんじゃないかな。

実際に観てみると、アニメのアゲ太郎は細部まで丁寧に作り込まれていて、制作者の職人っぽさを感じた。作品のイメージを大切にしながら、そこに独自の解釈も交えて世界観を広げていくBGM。心地よいテンポを崩さないようきめ細かにエディットされたセリフのタイミング。BPMとシンクロするSE(キャベツとか)。まさか!!!

アニメ化とDJって同じなのか!!!???

弱い紐帯

情報収集の仕組みについてあれこれ議論をしていて、話題は「弱い紐帯の強み」に行き着いた。

「弱い紐帯の強み」というのは、社会的に密な繋がりを持つ人より、繋がりが弱い人のほうが、自分にとって新規性がある情報をもたらしてくれる可能性が高い、みたいな話だと思う。確かに、身の回りで盛り上がってる話題って、まさに自分が興味のある話ではあるんだけど、新鮮さや意外性が少なく、全く新しい情報にはなかなか出会えなかったりする。でも、何気ないところで偶然耳にした話が、新しい発見につながったり、興味を喚起したり、いくら悩んでも答えが出なかった問題に道筋を示してくれたりしたことは、誰しもあるんじゃないかな。

これって、裏返すと、繋がりが密になるほど集団の価値観やそこでやり取りされる情報や偏りがちである、ということなのかもしれない。環境が固定化した時、価値観はどんどん内輪感を帯び、やがては社会の常識から乖離していく。そこに新たな価値を示すのは、強い繋がり同士を繋ぐ弱い紐帯なのかもしれない。

そんな事を考えながら、ブラックコーヒーの後にエビアンを飲んだらベーコンの味がした。

社会の人

全国の新入社員の皆さん。社会へようこそ。

今日はエイプリルフールだけど、自分がいま直面しているこの出来事は嘘なの?それとも本当なの?明日からもずっとこれが続くの?マジなの?もし、そんな風に感じているのだとしたら、敢えて言っておくけど、これは現実です。頑張って慣れるしかありません。

卒業とか無いです。3年経っても4年経っても6年経っても、ずっと続きます。これから数十年はこんな感じじゃないかな。学年とかも無いです。毎年どんどん同級生が増えていくし、逆に、いい歳したおじさんも同級生だったりします。転校くらいはできます。もし、いまの環境に疑問を感じたら、検討してみても良いでしょう。

先生はいないので、自分で探すしかありません。とはいえ、誰もが何かしらの学びポイントを持ってたりするので、そういう意味では身の回りにいる様々な人が先生と言えるのかもしれない。自分の目利きで学びポイントを集めて、自分だけのカリキュラムを作り上げよう。それがあなたの個性であり、強みになっていくかもしれません。逆に、皆が学ばなきゃいけないと言っていることには、ちょっとだけ疑ってかかりましょう。ちょっと慣れてきたら、自分が先生になってみるのもいいけど、実力は過信しないように。謙虚さが大事です。

そんな感じで、学生時代とは勝手が違うことばかりだと思うけど、これはこれで楽しい事が沢山あります。要はこれからは全部自由だということです。やりたいことをやればいいし、やりたくないことはやらない自由がある。そういう毎日を過ごしていくうちに、何となく、仕事ってこういうことかもな、みたいな、自分なりのふわっとしたイメージが浮かんでくるようになるかもしれません。そして、あなたは、社会人になったばかりの若者にそういうことを語ったりして、ちょっと煩わしいとか思われたりするのでしょう。そう、今のこういう感じで。

まあ、何が言いたいかというと、いろいろあるけど社会人になってからの人生はとても楽しいです。あと、迷った時は楽しい方を選んだほうが良いし、たまにはリスク取っていきましょう。

先輩からは以上です。

煎餅が割れた

立ち上がった瞬間、辛子明太子大型揚せんが机から落ち、そして割れた。何となく不吉な感じがしたけど、まあ煎餅だから良いか。

今日、新しいiPad Proが出たので買った。これまではiPad Airを使っていたんだけど、指紋認証でロックを解除したかったり、セルラーモデルにしたかったりで、そろそろ新しいものに買い換えようかと考えていたので、迷わず注文した。少し前に大きなiPad Proが発売された時、合わせてiPad miniの新機種も出ていたので、そちらに買い換えようかなと思いつつも、Apple Pencil使ってみたいからiPad Proかなー、いや、でもちょっと大きいし、値段も高いしなーと、ダラダラ迷っているうちに買い時を逃し、そのうち9.7インチのProが発表された。AppleCareには入らなかったので、モニターを割らないよう気をつけないといけない。落ちて割れたのが煎餅で良かった。

どうでもいいけど、僕は辛子明太子大型揚せんは丸ごと齧らず、袋のなかで4つに割ってから食べる癖があります。ひとくちサイズになるので、粉をこぼさず食べることが出来ます。

夢のミニ四駆

今朝、かっこいいミニ四駆を買いに行った。夢の中で。

ミニ四駆は、ボディがフロントガラスと一体成型になっていて、多くの場合、不透明なプラスティックにステッカーを貼って窓を表現する。しかし、そのカッコ四駆は、フロントガラスが別のクリアパーツになっていて、クリア、深緑、薄めのパールの、三種類の透明プラスチックを重ね合わせる事で、深みのある透明感を表現していた。なんてかっこいいんだろう。僕はおもむろにパッケージを手に取り、レジに向かった。そこで目が覚めた。

夢の中では買えなかったけど、あのミニ四駆が売っていたら迷わず買いたいと思う。だからという訳ではないけど、買ったまま組み立る暇が無く荷物置き場に積んだままになっていたエンペラーを、今日こそは持って帰ることにした。

エンペラーの入ったカバンを持って渋谷をうろうろしてる人がいたら、それはきっと僕です。

しゃっくりの止め方

Miitomoで質問に答えまくっていたらブログの更新が滞ってしまった。

それにしてもMiitomoは良く出来ている。Miitomoのおかげで、僕はいろんな人のしゃっくりの止め方を知ることが出来た。しゃっくりの止め方なんて他人に尋ねようとも思わないし、そもそも気になることでもない。でも、話題にしないだけで、今日も様々な所でしゃっくりは起こっていて、皆それぞれの方法でしゃっくりに対処している。どうでも良い情報ではあるんだけど、普段はなかなか話題にならない何気ない日常行為には不思議なリアリティがあったし、人間っぽさを感じさせられた。

スマホがあって、SNSがある。そんな時代を生きる僕たちは、タイムラインを通じて友達の近況を知る事が出来る。そこで得る情報の多くは、友達が共有したいと思って意識的に発信したものだ。しかし、敢えて共有しないような素朴な情報や出来事にも、その人なりの日々の営みがある。それをMiitomoは質問という形で掬い取っていく。無価値で素朴な情報でも、Miiが表情豊かにそれを聞き出し、伝えてくれることで、不思議な楽しさが生まれる。本人とは直接言葉を交わしていないのに、コミュニケーションを取ったような感覚。昨今、コミュニケーションの在り方はどんどん複雑になっているけど、その本質はシンプルなものなんだろうな。

どうでもいいけど、MMMBopから20年経つんだってね。Hansonから時の流れを実感させられるなんて、20年前には考えもしなかったよ。